スターバックスの象徴的な色と言えば「緑」ですよね。ロゴマークの色も緑が基調ですし、スターバックスの店員さんが着けているエプロンもほとんどが緑です。
でも、緑以外のエプロンが存在するって知ってましたか?今回はスターバックスのエプロンの色・意味をご紹介します。
スタバエプロンの種類
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スターバックス店員を思い描く時に、最も象徴になるのが「緑のエプロン」ではないでしょうか。
ブランドイメージに合わせた緑エプロンは、全世界共通で店員が身に付けています。スターバックス店員と言えば緑エプロンと言えるほど、認知度はかなり高いと言えるでしょう。
スペシャリストの証!ブラックエプロン
実は、スターバックスのエプロンには緑以外の色もあるんです。実際に店舗で見かけたことがある方は幸運かもしれません。
私自身もよくスターバックスには通ってますが、ごく稀にしかお会いしたことがありません。
コーヒーの専門家だけが身に付けることができる「ブラックエプロン」は、一定の基準を満たす少数精鋭だけに与えられます。
したがって、全国でもお会いできる確率は低いと言えます。
ブラックエプロンの割合
正式に公表されている訳ではありませんが、全体の10%程度がブラックエプロン保持者らしいので、スターバックスの店員が30,000人と仮定すると、3,000人ほどになると予測されます。
人数の少なさからもわかる通り、本当のコーヒーマスターのみが与えられる証であることがわかります。
スペシャリストの頂点!茶色エプロン
ブラックエプロンを着用しているだけでも、コーヒーの専門家であることが分かるのですが、そのブラックエプロン保持者の頂点の証である「茶色エプロン」が存在するのはご存知でしょうか。
茶色エプロンは、地区予選を勝ち抜いた精鋭が集う「スターバックス主催:アンバサダーカップ」において、優勝したスペシャリストにのみ与えられる、かなり特別なエプロンです。
通称「アンバサダーエプロン」と言われる茶色エプロンの胸元には、歴代のアンバサダーの名前が刺繍されているそうです。
ブラックエプロン保持者というだけでも十分素晴らしいですが、さらにその頂点に立つ選ばれしバリスタの接客は、群を抜いて素晴らしいこと間違いなしです。
私自身は一度もお目にかかったことはありませんが、いつか茶色エプロン保持者の方にお会いしてみたいものです。
ブラックエプロンをもらうためには?
ここからは、「ブラックエプロン」を目指すためには、具体的にどのようなステップがあるのか、どれくらいの倍率なのかなどについて詳しくお伝えします。
現在スターバックスで働いている方や、これからスターバックスで働きたい方々に参考にしていただけると幸いです。
コーヒーマスターへの道
まず、ブラックエプロンを目指す方は、「コーヒーマスター」になっておくことが必須条件になります。
「コーヒーマスター」とは、スターバックスが独自で運営している認定試験です。スターバックスの4種類の有料セミナーを受けることで無事「コーヒーマスター」に認定されます。
したがって、この部分の難易度は比較的低めと言えるでしょう。
試験は一年に1回!
「コーヒーマスター」に認定された後は、本命である「ブラックエプロン」バリスタの試験受験です。ブラックエプロンバリスタになるためには、試験の合格が必須です。
試験問題には、コーヒーの基本的な知識や、スターバックスの情報がメインで出題される傾向にあるようです。
試験と聞くと、年に複数回受験チャンスがある気がしてきますが、実はブラックエプロンバリスタになるための試験は1年に1回しか開催されません。
コーヒーとスターバックスに関する専門知識が問われる上、1年に1度のチャンスとなると試験対策も計画的に行う必要があります。
実際の合格率は?
一番気になる合格率ですが、なんと10%程度です。
合格率10%となると、かなりの狭き門であることが数字からも分かります。
しかしその分、得られる知識や達成感は絶大なものになるかもしれません。合格率に臆することなく、万全の対策を行ったうえで試験に臨みましょう。
ちなみに、試験に合格するとブラックエプロンが与えられるのはもちろんですが、試験に合格するごとに胸元の星の刺繍が増えていきます。
1回の合格で星が1つ与えられ、5回合格すると金の星1つに代わります。
ブラックエプロンパートナーの役割は?
狭き門を通過した、選ばれ士「ブラックエプロンパートナー」は、すべてのスタバ店員の憧れかもしれません。
つぎに、通常のスターバックス店員と役割の違いについてご紹介します。
普段の店員さんと何が違う?
まず、通常のスターバックス店員と同様で、店頭での接客は行います。この点に関しては大きな差はありません。
大きく異なる役割は以下の2点です。
配属される店舗によっては、入社したばかりのアルバイトの方もいます。そのような人材の育成を担当するのもブラックエプロンバリスタの重要な役割です。
人材育成に力を入れることで、店舗の接客やサービスの質を向上させる役割を担います。
ブラックエプロンバリスタが、コーヒーの奥深い世界について分かりやすくレクチャーする有料のセミナーです。
上記の通り、ブラックエプロンバリスタの役割の幅は多いと言えます。インプットした知識を日々の業務でアウトプットし、コーヒーの魅力・スターバックスの魅力を伝える重要な任務が与えられていることが分かります。
- 私自身も、店舗でブラックエプロンバリスタの方に担当していただいた経験があります。その時は、ここぞとばかりおすすめのカスタマイズをききました...!
接客もかなり丁寧なうえ、おすすめカスタマイズも1種類ではなく3種類くらい提示してくださいました。
皆さんも、ブラックエプロンバリスタの方に出会えた時には、コーヒーのことや、スターバックス商品のおすすめカスタマイズを聞いてみることをお勧めします。
きっと、いつもとは違った新たなコーヒーや商品とめぐり合えるでしょう。
特罰なエプロンの方はどの店にもいるの?
合格率からも分かる通り、ブラックエプロンバリスタの人数自体が少ないため、店舗によってはブラックエプロンバリスタ不在のところもあります。
しかし、全くお会いすることができないかと言えば、そんなこともありません。
私自身も何度も店舗で見かけたことがありますし、同じ店舗でも来店日によってはブラックエプロンバリスタの方がいらっしゃる場合もあります。
どうしてもブラックエプロンバリスタに会いたい方は、ブラックエプロンバリスタのみが在籍する夢のような店舗が日本にも存在するんです。
新宿マルイ本館2Fに、「スターバックス ブラックエプロン ストア」がります。この店舗は、ブラックエプロンバリスタのみが在籍する新コンセプトの店舗です。
東京に足を運ぶ機会がある方は、ぜひ立ち寄ってみてください。
スタバエプロンを知ることでもっと楽しく!
今回は、スターバックス店員のエプロンの色の違いから、意味、役割に関してお伝えしていきました。
これからコーヒーのスペシャリストを目指す方、スターバックスを利用する方々の参考にしていただければと思います。
ブラックエプロンバリスタに出会えた日は、なんだか幸せな気分になるのもスターバックス効果かもしれません。
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